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ダイハツ最高益525億円
海外で好調　三菱自は前期比3.3倍

ダイハツ工業が27日発表した2011年3月期連結決算は、純利益が過去最高となる前期比約2.5倍の525億円だった。
国内販売台数は前期を下回ったものの、インドネシアやマレーシアでの販売が好調。
営業利益も約2.5倍の1,034億円で同じく過去最高だった。
売上高は1.0％減の1兆5,594億円。　

東日本大震災による被災地の販売会社の車両被害や工場の操業停止で、50億円の特別損失を計上した。
伊奈功一社長は「復興には安くて燃費のよい車のニーズが高まる」と述べ、ガソリン1リットル当り30キロ走行できる新型軽自動車を、80万円を切る低価格で9月に投入することを明らかにした。

三菱自動車が同日発表した2011年3月期連結決算は、アジアや欧州での販売が好調で純利益が前期比約3.3倍の156億円だった。
売上高は26.5％増の一町8,284億円、営業利益は約2.9倍の402億円だった。
震災による特別損失は30億円。
益子修社長は「上期は計画に対して約8割の生産を目指し、10月からは正常な生産レベルに戻す」と今後の生産見通しを明らかにした。


北陸中日新聞（平成23年4月28日：朝刊）


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