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福島・郡山市

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福島県・郡山市 セシウム高濃度のワケ
両側に山 海で土に
3月15日後大量飛散ーつくばの調査チーム検証

福島第一原発から50キロ以上も離れているのに、なぜか高濃度の放射性セシウムが検出されている福島市や郡山市。

高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の松村宏准教授(放射科学)の調査チームは、両市に3月15日午後3時頃から大量のセシウムが到達し、折からの豪雨で土壌に沈み込んでいたことを突き止めた。

松村氏のチームは福島県災害対策本部から依頼され、3月15日、16日、17日の3日間と、3週間後の4月8日、原発から半径30キロ圏外で放射性物質の飛散状況を調査した。

測定場所は、東北自動車道や磐越自動車道などの路上が中心。
放射性物質の線量と種類が同時に検出できる最新鋭の機器を使用した。

15日朝、福島市の県庁周辺で放射性物質は検出されなかった。
ところが同日午後、東北自動車道の福島西インターチェンジ(IC)から1キロごとに測定していったところ、午後2時48分ごろ、二本松ICを通過した頃から放射線量が上昇。
同3時23分、磐越自動車道の郡山東IC付近で最大値を示した後、急激に減少した。

復路では、郡山市から福島市まで放射線量は大きく上昇した。
福島西ICに到着したのは午後8時41分。
この間、霧雨が降っていた。

検出された主な放射性物質は、テルル132(半減期約3日)、ヨウ素132(同約2時間)、セシウム134(同約2年)、セシウム136(同約13日)などだった。

つまり放射性物質は15日午後3時頃から8時半ごろまでに福島、郡山両市に到達。
両市を含む県中央部の「中通り」は、阿武隈山地と奥羽山脈に挟まれている。
この地形が放射性物質を受け止める中、雨で短時間に土中に沈下したようだ。

時間的に逆算すると、同日午前6時頃の2号機の爆発が原因と見られる。

4月8日の追跡調査では、中通りでセシウム134と、3月地点では他の物質に邪魔されて性格に測れなかったセシウム137(半減期約30年)という寿命の長い物質が線量の主要因だった。

放射性物質の分布の形は3月の調査とうり2つ。
結局、3月15日の大量飛散が福島、郡山両市を苦しめ続けているわけだ。

政府のモニタリング調査でも、15日午後に郡山市などで高い数値を観測しているが、松村氏のチームはリアルタイムで放射性物質の動きを細かくキャッチしている。

松村氏らの調査では、代表的な放射性物質のヨウ素131(半減期約8日)の放射能が線量と相関がなかったことも注目される。

ヨウ素131が、他の放射性物質と違う動きをすることがはっきりすれば、放射能拡散予測が見直しを迫られるからだ。

松村氏は「放射性物質の具体的なデータを取れたのは偶然だ。一般には知られていない重要情報が多い。少しも多くの人に今回のデータを見てもらいたい」と話している。

拡散予測の見直しも

セシウム高濃度のわけ
北陸中日新聞(平成23年5月23日:朝刊)

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