立春「春一番」平成31年2月

立春一番　全国に先駆け

立春の4日、石川県内は全国に先駆けて「春一番」が吹き、未明に金沢で18.5度、輪島で14.6度となるなど全11観測地点のうち七尾、羽咋を除く9地点で今年の最高気温を更新した。

兼六園では、穏やかな天候の中、色鮮やかな着物姿の観光客が園内を散策し、暦通りの春の訪れに花を添えた。

春一番は立春から春分までの間に広い範囲で初めて吹く、暖かく南寄りの風と定義される。
新潟地方気象台によると、昨年より10日早く、1999年に北陸として情報提供を始めてから最も早い。

4日は低気圧が日本海を東北東へ進んだため、北陸ではやや強い南よりの風が吹いた。
最大瞬間風速は金沢22.8メートル、輪島22.0メートルを観測した。

北國新聞：平成31年2月5日朝刊より一部コピー↑
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