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トラウマ学会・前田会長に聞く
行方不明多数 家族の思いは 
東日本大震災の特徴の一つに行方不明者の多さがある。その家族は今、どんな思いでいるのか。
私たちはどう接すればいいのか。
久留米大学医学部准教授(精神科医)で日本トラウマティック・ストレス学会会長の前田正治氏(51)に聞いた。

行方不明者の家族や友人は非常につらい思いをしている。
時がたつにつれ、生存の希望は失われていくのに、喪の作業が進まず、気持ちの整理が付かないままだからだ。
例えば「海の中で、ずっと冷たい思いをしているのではないか」といった悲痛な気持ちをどうしても抱いてしまう。

えひめ丸の事故でも、海底から引き揚げられた遺体と対面できた家族のことを、行方不明者の別の家族は、とてもうらやましいと感じていた。
家族は遺体であっても会いたくてたまらないのだ。
そして、きちんとお別れがしたいのだ。その思いは強烈だ。
東日本大震災の行方不明者の家族などへの心への手当てとして大切なのは、とにかく遺体との対面。
不明者の捜索が今後も続くことを願う。

忘れる方が苦しい

死者、行方不明者の家族などの中には、「生存罪責感情」に苦しむ人も多いと考えられる。
「あの時、どうして助けられなかったのか」と自分を責め、うつ状態に陥ったり、自殺を図ろうとしたりする場合もある。

こうした人たちに「生き残ってよかったね」と声を掛けても心に響くことはない。
また「(悲しいことは)早く忘れて」「前を向いていこう」などは、かえって苦しませることもある。
死者、行方不明者の家族などにとっては、忘れることの方が苦しい。

「生きがい」持つこと大切

そうした被災者が近くに避難してきた場合、受け入れる側は「大変でしたね。ゆっくり休んでください」と温かく迎えることが大切。
そして次の段階で大事なのは、被災者に仕事をしてもらったり、地域での一定の役割を担ってもらったりすること。
被災者に、だれかの役に立っているという生きがいを持ってもらうことが重要だ。
これがなければ、生きる意味を見失う恐れもある。

また、ボランティアなどが被災地に出向く場合は、長期支援システムの中で活動するのが良い。
被災者にとって支援者が去ってしまうのは、見捨てられた気持ちになってつらい。
長期支援のため、一週間単位で交代するといった派遣のローテーションを組むなどの工夫が必要だ。

トラウマ
北陸中日新聞(平成23年4月13日:朝刊)

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