福島1号機 地震16時間後大半低下
燃料、圧力容器の底に
福島第一原発の事故で、東京電力は15日、大震災発生の16時間後には、1号機の燃料が溶けて原子炉圧力容器の底に落下(メルトダウン)していたとの見方を示した。
津波による電源喪失で冷却機能を失った圧力容器内で水位が急激に低下していた。
東電は中央制御室の計算機などから回収した原子炉温度や圧力の記録を基に分析。
震災45分後の津波で電源が喪失し、全ての冷却機能は失われていたと仮定した。
燃料より5メートル上にあった冷却水は、3時間後に燃料の上端まで低下。
500度を下回っていた炉心の温度は急上昇し始め、燃料が溶融する2800度に達した。
この時点では燃料全体が露出し、その後も水位は下がり続けた。
燃料の損傷は、地震発生4時間50分後の3月11日午後7時半ごろから始まった。
温度が高い燃料の中心部の被覆菅が溶け、溶融した燃料が圧力容器の底部へ落下。
16時間後の12日午前6時50分頃、燃料の大部分が落ちたとみられる。
12日午前5時50分ごろには炉心への真水の注水が始まり、同日午後8時に海水に切り替えて継続したが、水位は、燃料下端からさらに4メートルほど下回った状態が続いた。
圧力容器の底は溶けた燃料で配管の溶接部などが破損し、穴が開いている可能性が高い。
東電は2,3号機でも同様の分析を行う方針。
松本純一原子力.立地本部長代理は14日の会見で「最悪の場合、2,3号機も同様になっていることが想定される」と述べた。

北陸中日新聞(平成23年5月16日:朝刊)
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燃料、圧力容器の底に
福島第一原発の事故で、東京電力は15日、大震災発生の16時間後には、1号機の燃料が溶けて原子炉圧力容器の底に落下(メルトダウン)していたとの見方を示した。
津波による電源喪失で冷却機能を失った圧力容器内で水位が急激に低下していた。
東電は中央制御室の計算機などから回収した原子炉温度や圧力の記録を基に分析。
震災45分後の津波で電源が喪失し、全ての冷却機能は失われていたと仮定した。
燃料より5メートル上にあった冷却水は、3時間後に燃料の上端まで低下。
500度を下回っていた炉心の温度は急上昇し始め、燃料が溶融する2800度に達した。
この時点では燃料全体が露出し、その後も水位は下がり続けた。
燃料の損傷は、地震発生4時間50分後の3月11日午後7時半ごろから始まった。
温度が高い燃料の中心部の被覆菅が溶け、溶融した燃料が圧力容器の底部へ落下。
16時間後の12日午前6時50分頃、燃料の大部分が落ちたとみられる。
12日午前5時50分ごろには炉心への真水の注水が始まり、同日午後8時に海水に切り替えて継続したが、水位は、燃料下端からさらに4メートルほど下回った状態が続いた。
圧力容器の底は溶けた燃料で配管の溶接部などが破損し、穴が開いている可能性が高い。
東電は2,3号機でも同様の分析を行う方針。
松本純一原子力.立地本部長代理は14日の会見で「最悪の場合、2,3号機も同様になっていることが想定される」と述べた。

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