足に聞きたい いい靴の話
ハイヒールは「悪者」か
私の勤務する病院に、リハビリのために来院する女性患者には、かかとが高い「ハイヒール」を履いて来る人が時々います。
彼女らは「足の具合が悪くて来ているので、怒られるのは覚悟していますが・・」と、ばつが悪そうにしています。
ハイヒールは、そんなに「悪者」なのでしょうか。
私はかかとの高さが6.5センチ以上のものを「ハイヒール」と呼んでいますが、整形外科の教科書ではハイヒールは「外反拇指(ぼし)」の原因の筆頭に挙げられ、腰痛との関連が指摘されることもあります。
しかし来院する彼女らは「ハイヒールの方が楽」と言うのです。
これには理由があります。
土踏まずのアーチは、筋肉や靱帯(じんたい)で支えられています。
女性は男性に比べて筋や靱帯が弱いので、足首が内側に過度に傾いて、かかとが外反する状態が起きやすい。
それを簡単に解消する方法の一つが爪先立ちです。

<ハイヒールの選び方>
○足にぴったり合っていること
○甲の部分で足を固定できること
○重心となる位置で靴底がカーブし、土踏まずのアーチを支えられること
○ヒールが太めであること
安定した爪先立ち状態に
爪先立ちをすると、土踏まずを支える役割を持つ足底腱(けん)膜が緊張し、結果的にくるぶしも正しい位置に引き戻されます。
ヒールの高い靴を履いたときの足は、爪先立ちをしているのと同じ状態になる一方、かかとはヒールで支えられていますから、足にとっては意外に安定した状態なのです。
かかとが上がると足の指先は床面に押し付けられるため、指裏にある感覚受容器(メカノレセプター)が刺激され、歩くときの体のバランスの感度が上がります。
また爪先立ちの状態で足を使うことで、ふくらはぎの筋肉や、歩く際の推進力となる大臀筋(だいでんきん)なども刺激され、姿勢に良い影響があると思われます。
そうはいっても、かかとが高いと足が靴の中で前に滑りやすい状態になり、外反母趾となる危険性は高まります。
足にぴったり合って、ストラップなどによって甲の部分で足に固定できる靴を選ぶことは必須です。
捻挫の危険や筋肉への負担を考えると、ヒールは太めが望ましいです。
長時間履くことは避け、膝を曲げないように小幅で歩けば、健康被害は最小限に抑えられると思います。
田中尚喜(たなか・なおき=理学療法士)

北國新聞:平成28年3月8日朝刊 より一部コピー ↑
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新車・中古車販売・車検・点検・オイル交換・タイヤ交換
お車のことならお任せ下さい!
★いつもありがとうございます★
石川県河北郡津幡町領家イ27-1
(有)オートプラザ青木 TEL(076)289-0009
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております!
お気軽にどうぞ!!
★タイヤ交換
軽四・普通車(2000cc以下) 2900円税込
3ナンバー (2000cc以上) 3200円税込
4WDのRV車(エルグランド等) 3400円税込

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彼女らは「足の具合が悪くて来ているので、怒られるのは覚悟していますが・・」と、ばつが悪そうにしています。
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私はかかとの高さが6.5センチ以上のものを「ハイヒール」と呼んでいますが、整形外科の教科書ではハイヒールは「外反拇指(ぼし)」の原因の筆頭に挙げられ、腰痛との関連が指摘されることもあります。
しかし来院する彼女らは「ハイヒールの方が楽」と言うのです。
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土踏まずのアーチは、筋肉や靱帯(じんたい)で支えられています。
女性は男性に比べて筋や靱帯が弱いので、足首が内側に過度に傾いて、かかとが外反する状態が起きやすい。
それを簡単に解消する方法の一つが爪先立ちです。

<ハイヒールの選び方>
○足にぴったり合っていること
○甲の部分で足を固定できること
○重心となる位置で靴底がカーブし、土踏まずのアーチを支えられること
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爪先立ちをすると、土踏まずを支える役割を持つ足底腱(けん)膜が緊張し、結果的にくるぶしも正しい位置に引き戻されます。
ヒールの高い靴を履いたときの足は、爪先立ちをしているのと同じ状態になる一方、かかとはヒールで支えられていますから、足にとっては意外に安定した状態なのです。
かかとが上がると足の指先は床面に押し付けられるため、指裏にある感覚受容器(メカノレセプター)が刺激され、歩くときの体のバランスの感度が上がります。
また爪先立ちの状態で足を使うことで、ふくらはぎの筋肉や、歩く際の推進力となる大臀筋(だいでんきん)なども刺激され、姿勢に良い影響があると思われます。
そうはいっても、かかとが高いと足が靴の中で前に滑りやすい状態になり、外反母趾となる危険性は高まります。
足にぴったり合って、ストラップなどによって甲の部分で足に固定できる靴を選ぶことは必須です。
捻挫の危険や筋肉への負担を考えると、ヒールは太めが望ましいです。
長時間履くことは避け、膝を曲げないように小幅で歩けば、健康被害は最小限に抑えられると思います。
田中尚喜(たなか・なおき=理学療法士)

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