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熊本の仮設入居開始 発生52日90戸 @オートプラザ青木:津幡町

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熊本の仮設入居開始 

発生52日 90戸、生活再建に一歩

熊本地震の被災者向けに整備された仮設住宅への入居が5日、熊本県甲佐町で始まった。
対象は90戸で、一連の地震で仮設入居は初めて。
4月14日の発生から52日後で、ようやく生活再建に向けた一歩を踏み出した。
熊本県内の16市町村では5日までに計2657戸の仮設が着工、追加も予定されている。
ただ、用地の確保難航、梅雨を迎えて工事の遅れが懸念され、避難所解消のめどは立っていない。

甲佐町役場では5日朝、鍵の受け渡しが始まった。
自宅が半壊し、避難所に身を寄せている小山田シゲ子さん(76)は息子の功さん(55)と、車に積んだ毛布や洋服を運び込み「もっと狭いと思っていた。すてきですね」と安堵(あんど)した様子。

自宅が全壊した4人家族の農業児成豊さん(62)は、電気がつくかどうか確認、二重窓を開け閉めした後「(生活再建の)スタートラインに立てる」と話した。

町営グランドに4月29日から建設。
プレハブ方式で、床や壁に県産木材を使い、玄関やトイレに手すりを取り付け、お年寄りや体の不自由な人に配慮した。

熊本県の住宅被害は5日現在、全壊7070棟、大規模半壊を含む半壊は2万665棟。
体育館などへの避難者はまだ7007人いる。

仮設には自宅が全壊、大規模半壊した人が入り、半壊でも住むのが危険で解体する場合は入居可能。
県は新規建設4600戸、民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」3600戸を供給する予算を準備している。

仮設は、災害救助法で自宅を確保するまでの仮住まいと位置付けられ、恒久的な災害公営住宅とは異なる。
熊本地震の仮設は余震の多発、用地の選定遅れで着工が遅れた。
阪神大震災の最初の入居は発生の16日後、東日本大震災の岩手県では29日後だった。

熊本地震仮設住宅入居
北國新聞:平成28年6月6日 朝刊より一部コピー↑

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